Xenosaga Episode I

Xenosaga Original Soundtrack

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Soundtrack cover

The Xenosaga Original Soundtrack is the official Soundtrack to Xenosaga Episode I - Der Wille zur Macht. It was released on 2 CDs only in Japan in 2002. All songs were composed by Yasunori Mitsuda.

It was rereleased on the 19th of May, 2004 as Xenosaga Episode I with two additional tracks, World to be Born and Pain -piano version- <New Recording>, and a different order. Several tracks were rerecorded for the 2004 release. The CD release of the album was announced to be out of print on the 7th of February, 2024.

Xenosaga Original Soundtrack[edit]

Disc 1[edit]

  1. Prologue
  2. Opening
  3. Battle
  4. Battle's End
  5. Startup Test
  6. Reminiscence
  7. Gnosis
  8. Awakening
  9. Shion's Crisis
  10. Battling KOS-MOS
  11. Sorrow
  12. Life or Death
  13. Game Over
  14. Margulis
  15. Pursued Spaceship
  16. Relief
  17. Everyday
  18. U.M.N.MODE
  19. Durandal
  20. Invading the Enemy Ship
  21. U-TIC Organization
  22. The Girl Who Closed Her Heart
  23. Kookai Foundation
  24. Shion ~Memories of the Past~

Disc 2[edit]

  1. Ormus
  2. Nephilim
  3. Warmth
  4. Anxiety
  5. The Resurrection
  6. The Beach of Nothingness
  7. Green Sleeves
  8. Zarathustra
  9. KOS-MOS
  10. Panic
  11. Song of Nephilim
  12. The Miracle
  13. Inner Space
  14. Albedo
  15. Omega
  16. Proto Merkabah
  17. Last Battle
  18. Pain
  19. Escape
  20. Kokoro
  21. Shion ~Emotion~

Xenosaga Episode I[edit]

Disc 1[edit]

  1. Shion ~Memories of the Past~
  2. Prologue
  3. Gnosis
  4. U-TIC Organization
  5. The Girl Who Closed Her Heart
  6. Ormus
  7. Nephilim
  8. Warmth <New Recording>
  9. The Resurrection
  10. The Beach of Nothingness <New Recording>
  11. Green Sleeves <New Recording>
  12. KOS-MOS
  13. The Miracle
  14. Zarathustra
  15. Ω
  16. Escape
  17. Pain
  18. Kokoro
  19. Shion ~Emotion~
  20. World to be Born
  21. Pain -piano version- <New Recording>

Disc 2[edit]

  1. Opening
  2. Battle
  3. Battle's End
  4. Startup Test
  5. Reminiscence
  6. Awakening
  7. Shion's Crisis
  8. Battling KOS-MOS
  9. Sorrow
  10. Life or Death
  11. Game Over
  12. Margulis
  13. Pursued Spaceship
  14. Relief
  15. Everyday
  16. U.M.N.MODE
  17. Durandal
  18. Invading the Enemy Ship
  19. Kookai Foundation
  20. Anxiety
  21. Panic
  22. Song of Nephilim
  23. Inner Space
  24. Albedo
  25. Proto Merkabah
  26. Last Battle

Album notes[edit]

Xenosaga Original Soundtrack[edit]

Album notes written by Yasunori Mitsuda. No official translation exists.

自分に自信をつけるには、
失敗を繰り返すこと

これまでにも沢山のゲーム音楽を手がけてきた僕だっ たが、今回ばかりはさすがに自分に自信が持てなかった。 その理由は、 ゲームのスケールの大きさ、 ゲーム自体の質の 高さ、 発売を長く待ち望んできたゼノファンの期待の大 きさ、そして今までやったことのないフルオーケストラの 作曲・編曲などなど、 自分が経験したことのない事への不 安、そして責任。 その全てを背負って今回の仕事を乗り切 る自信は、 正直なかった。 ただ、 新たな領域へ踏み入るこ とが出来る良いチャンスなのではないか?という自分に対 しての期待だけが唯一の支えで、 それだけを糧に、とにかく やってみることにした。・・・ が、 やはり現実は甘くはなかった。 一番最初のレコーディングは2001年の2月におこなわ れ、エンディング曲の"Kokoro"、 挿入歌の "Pain"、 その他 に "Nephilim"、 そして "Kokoro"の後に付ける小編成のオ ーケストラ曲を録音する予定だった。 今まで、バンド・サ ウンドや、 ストリングス・カルテットなどのレコーディン グは何度か経験したし、 お願いするミュージシャンもい つものメンバーなので何の問題もなくレコーディングは 進んだが、 "Kokoro” の後に入れる予定であった小編成の オーケストラ曲だけは、僕のアレンジの出来の悪さが原 因で、 とてもゲーム中で使える代物にはならなかった。 (勿論この曲は没曲となり、 このCDにも入っていない) このことがきっかけでいきなり自信喪失になり、 これ から始まる大量のフルオーケストラのレコーディングは とても自分にはこなせないと思った。 周りはどう思って いたか知らないが、 僕の中では既に、オーケストラ・アレ ンジだけは違う人にやってもらうことで進めようと決め ていた。 現実から逃げたかったのである。 しかし、 アレンジャーを立てるにしても、 自分のニュア ンスを最大限に伝えるため、ある程度のオーケストラの 知識は必要だと思い、 学生時代に見たきりの参考書を取 り出し読みあさり、 クラシックのCDを毎日何十枚も聴き 続け、 譜面に穴が開くまでオーケストラのフル・スコアとに らめっこ、という生活を約1ヶ月間半ほど続けた。 人間と は不思議なもので、そうした状況というものにいつの間 にか身体が慣れてくるのである。 すると、よりミニマムな 所まで見えてくる。 精神的に曲を書きたいという欲求と、 この一ヶ月半ぶち込んできた情報とが一体となり、次か ら次へとアイディアが生まれてくる。 とりあえずコンピュ ータに打ち込み、聴いているうちに、本物のオーケストラ でこれを聴いてみたいと思えてきた。 もちろんこの時、以 前の大失敗を忘れていたわけではない。 聴いてみたいと いう衝動と、 また多くの人に迷惑をかけてしまうのでは ないかという不安が交錯する。 迷いに迷って出した結論 は、 “逃げずに立ち向かう” ということだった。 失敗した ら全て自分で責任をとるしかない。 だけどこんなチャン スは二度と無いかもしれない。 後々後悔するなら失敗し ても自分でアレンジするべきだと思った。 そうして数多 くの苦難を乗り越えた結果、 出来上がった曲群はどれも 自分らしさを保ちつつ、新たな領域へと一歩踏み出してい たように思う。 改めて、“逃げなくてよかった” と思った。 自分に自信をつけるには、失敗を繰り返すこと。 今回の 仕事で学んだのはこの言葉だ。 当たり前に思える言葉だ が、 本当の意味で理解するのは想像以上に大変だった。 し かし、これで一つ大きな“自信” を得ることが出来たのも 確かだ。 この作品に携わった事は、間違いなくこれからの 作曲人生を大きく変えることだろう。 このチャンスをく ださったモノリスソフトの監督・脚本の高橋哲哉氏に、改 めてお礼を申し上げたい。

P.S.
I would especially like to thank Kenichi Funayama and Mariko Fujiwara, for all their help and comforting during the recording sessions in London. And also, to Steven Lloyd, Colin Rae, and Matt Howe thank you for providing me with advice on the orchestration and for supporting me at all times. Thank you all from the very bottom of my heart.

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Album notes written by Tetsuya Takahashi. No official translation exists.

遡ること10余年前。 僕は“ある体験” をした。 “それ”が 起きたのは、 ファミコンからスーパーファミコンへの端 境期。 FF4の開発後期の頃。

「絵が音楽に負けている!」 それまで、 数世代前の携帯 電話の着メロレベルでしかなかったゲームBGMが一つの進 化を遂げた瞬間だった。 その後ゲームの容量は倍々と増 えてゆき、映像もそれに伴って着実に進化を遂げてゆく。 やがてプレイステーションの時代が訪れ、 ここに至って映 像が音楽を再び凌駕する。 無理もない、 600Mバイト近い その容量のほとんどが映像表現に費やされたのだから。 そして現在。 正確には2001年の初夏。 プラットフォー ムはPS2へと移行し、 僕は再び “あの体験” をすることに なった。 「絵が音楽に負けている!」 光田君がロンドンか ら帰国し、 ミックスダウンされたロンドンフィルの楽曲を 聴いた時の事である。 元より今回のスタイルは映画のサ ウンドトラック方式で行こう、と彼と事前に決めていたの だが、 実際に耳にした楽曲は僕の想像を遙かに超えてい た。 と同時にある予感が僕の脳裏を疾った。 「今作、 かな りの部分で楽曲に救われるだろう」 と。 それだけ今回の 光田サウンドは大きな変革を遂げていた。 特に圧巻なのが Gnosisである。 制作発表会DVDなどで耳にされた方も多 いと思うが、 連邦軍とグノーシスとの戦闘シーンスタ ッフ間ではS27と呼ばれている映像に使われている楽曲で ある。 実はこの楽曲、 映像に直に合わせた楽曲が多い今 作において、映像に先行して作曲されたものである。 当然 映像の方も楽曲に合わせて作った訳ではない。 ところが これがバッチリ映像に合っている。 グノーシス出現から最 後の白化して砕ける人のカットまで、まるで互いが示し合 わせたかのようにシンクロしているのだ。 そんな奇妙な偶然 と圧倒的迫力の楽曲に支えられてゼノサーガは完成した。 みなさんが手にされている二枚のDiscの中には、 彼の代 表作であるクロノトリガー、クロノクロス、 そしてゼノギアス、 そのどれとも違う、新たな光田康典の世界が広がっている。 「絵が音楽に負けている!」 僕が感じたこの衝撃を、是 非その耳と身体 一否、 知覚の全てを動員して体験して 頂きたい。

最後に、僕の不徳によるタイトなスケジュール進行の 中、 まさに鬼気迫る意気込みで作曲してくれた光田君に 感謝の言葉を述べたい。

「最後までつき合ってくれて本当にありがとう。 次は もう少しちゃんと進行するね」

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Album notes written by Joanne Hogg.

It's been very exciting to record again with Yas. Especially singing romantic songs. I nearly cried! Hopefully I can come to Japan sometime and see your country. Until then... my love and greetings to you.
Joanne

Xenosaga Episode I[edit]

Album notes written by Yasunori Mitsuda. No official translation exists.

『ゼノサーガ エピソードⅠ』の最初のサウンドトラックが発売されてからもう2 年もの月日が流れてしまいましたが、その間、僕の頭の中では、実はあのサントラと は違った別の視点でのゼノサーガがずっと鳴り響いていました。 というより、 その鳴 り響いていた世界が僕自身の中での本当の音楽世界だったのですが、なんとかその感 覚を一つのアルバムという形で発表したい、皆さんに聴いてもらいたい、という思いと、以前のサウンドトラックが発売元の事情で廃盤になってしまい、皆さんからの「再販してもらいたい」 という声とが今回うまくリンクし、こうして装いも新たに『ゼノサーガエピソードI』 という作品が発売されることとなりました。

このアルバムは、 生演奏の楽曲とシンセサイザーだけの打ち込みによる楽曲をディ スクⅠとディスクⅡIとで分けることにより、 楽曲そのものの空気感をより一層感じて もらえると思うし、 皆さんが以前のサントラで聴いていた時とはまた違った印象を、 楽曲1つ1つが与えてくれると思います。 おそらくどちらのディスクも、 それぞれが ゼノサーガの世界をそれぞれの手法で表現していて、 僕が提示したかったゼノサーガ の音楽というものが、より良く分かってもらえることと思います。 また、結果的には 未発表で終わってしまった “World to be Born” をここに収めることにより、 僕の 中での 『ゼノサーガ エピソードI 』 は、ようやく完結することができました。

あえて言うならば、このアルバムは音楽の側から『ゼノサーガ』 という作品を解体 していると言えます。 その欠片を一つ残らず感じ取ってもらえたら、また違ったゼノサーガを楽しんでもらえるのではないかと確信しています。 ここでまた、新たなゼノサーガの世界をどうぞお楽しみ下さい。

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